SSの為の環境設定

むひ

2008年07月19日 11:00


SS(スナップショット)の撮影方法について、ちょっと考えてみます。

SSを撮影する時、設定を少し変更するだけでいまいちだった風景がすごくよくなったり、雰囲気が全然違って見えたり…。
そんな方法をお伝えします。
(たぶん、もうほとんどの方はなさっている方法だと思いますが…)

※以下 掲載内容は、屋外での撮影を前提としています。


(1) SSに写り込んで欲しくない物を描画させない。


視界に入る物(描画されている物)は全てSSで保存される画像に含まれるのはみなさんご存じですよね。


 


綺麗な風景でSSを撮影しようとした時に、遠くに人がいたり、写り込んで欲しくない物があったりと「これ邪魔だな…」と思うことがあると思います。


 


そんな時には、この設定変更を試してみてください。


 


”メニューバー”→”編集”→”環境設定” を選択します。


(左図参照)


”環境設定”というWindowが開きます。(上図参照)
この中の”表示”という項目の中の”カスタム”にチェックを入れると詳細設定ができるようになります。
そこにある”描画距離”の設定を変更します。
遠くまで見渡したいのであればこの距離を多く設定し、逆に描画範囲を狭くしたいのであればこの距離を少なく設定します。
当然ですが、描画距離を多く設定するとコンピュータへの負荷も大きくなりますので、お使いのコンピュータの様子を見ながら行ってください。

”描画距離”最大状態でのSS(上図)


”描画距離”最小状態でのSS(上図)

これだけでかなりすっきりしますよね。
ちなみに最小でも64m先までは描画されるので、全てのものが描画されなくなることはありません。

元の設定(初期設定)に戻す場合は
”メニューバー”→”編集”→”環境設定”→”カスタム”のチェックをはずす。


(2) 空の設定変更で雰囲気あるSS撮影を。

SLの空っていつも晴れていますよね。

いいお天気でリンデン海のぬらてらぶりもいいんですが…どこにいってもいつも同じお天気というのもSSとしてはおもしろくありません。


 


そこでお天気を任意で変更しちゃいましょう。


 


”メニューバー”→”環境設定”→”環境編集” を選択します。


(左図参照)


”環境編集”の中にある”空の高度な設定”を選択します。(上図参照)

"空の高度な編集”というWindowが開き、その中にある”空の事前設定”の設定を変更します。(上図参照)
この中に色々なサンプル天候が入っていますので、これを用途にあわせて使うと、同じSSでも違って見えますよ。

"Fine Day"を選択(上図)


"Sailor's  Delight" を選択(上図)

他にも色んな天候サンプルがあるので、色々と試してみるといいかもしれませんね。

元の設定(初期設定)に戻す場合は
”メニューバー”→”環境設定”→”地域デフォルトに戻す”で、戻せます。


(3) ウルトラ(超高)だからいいSSが撮れるとは限らない。

”メニューバー”→”編集”→”環境設定” を選択します。
その中にある”品質および実行”という項目で描画の品質の設定を行います。

空の天候やリンデン海への影の写り込みなどに関してはやはり「超高」が一番綺麗ですが、その場所によっては意外と設定を下げた方がおもむきのあるSSが撮れたりする時もあるのです。

”品質および実行”の設定「中」にて撮影(上図)

(2)で掲載しているSSと同じ場所ですが、品質を下げた分リアリティがなくなり、逆に絵のようないい雰囲気を出しています。
つまりは、必ずしもウルトラが全ていいとは限らないということですね。

綺麗な風景などを想い出にとSS撮影をするのですから、その場その場で色々と試されてご自分が気に入る物を見つけてください。
ある程度触っていると、自分の好きな天候や雰囲気などがしぼられてきますので設定にさほど時間がかかることもなくなりますよ。


以上、掲載している内容については、個々のコンピュータスペックによって異なります。
例えば低スペックのもので掲載方法の設定をしたとたんフリーズしたとか…そのような事柄については一切責任を負いかねます。
設定変更を行う際は、すべて自己責任で行ってください。



最後に、想い出に残すSSがその想い出をよりよいものにできますように。
設定あれこれ…